上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006.01.05  キップをなくして
新年ですね。季節は春~夏のことなので合わないと思うんですが、
私にはタイミングばっちりだった本をご紹介します。
 
キップをなくして
池澤夏樹さんの『キップをなくして
暖かく、子供が楽しめる冒険小説でありながら、切なくなる話です。
この本を父から勧められたのは、祖母を病気で亡くした直後でした。
すぐには読む気になれなかったんですが、
四十九日の直前にもう1人の祖母まで交通事故で亡くなりまして。
葬儀を終えた翌朝に飛行機に飛び乗るようなスケジュールで
自失している暇もなかったんですが、
やっと一晩時間が空いた時に目にはいったのがこの本でした。
生きるということ、死ぬということ。
大切なものをそっと慎重に取り扱う姿勢が、じわりと心に沁みてきます。
水とスポンジというより、肌に化粧水が浸透するような、そんなカンジ。

死生観については様々な意見があるでしょうし、宗教に寄る方もいるでしょう。
要は自分が納得できればいいんだと思います。
この本で描かれる死の有り様についてどうこう、というよりも、
この本を読んで得られる感覚(空気みたいなの?)を味わって欲しいです。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://piyo2peta2.blog12.fc2.com/tb.php/24-6266cdee
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。